自筆証書遺言
「子供がいない」とか、「前婚の相手との間に子供がいる」とか、「内縁関係のパートナーに財産を残したい」などの事情がある方は、真剣に対策を考え遺言の準備をしている事と思います。 しかし特別な事情がない人にとって、遺言は不要不急なツールなのでしょ…
今回の民法改正では、自筆証書遺言に関してポイントになる重要な改正がなされました。 次の2つが、それです。 ・自筆証書遺言の方式緩和(2019.01.13) ・自筆証書遺言保管制度(2020.07.10) それでは、一つずつ説明していきましょう。 ◎自筆証書遺言の方式…
約40年ぶりとなる相続法改正案が、2018年7月に成立したことは、皆さんご存知の事と思います。 今回は改正された内容のうち、自筆証書遺言の方式緩和に関することについて、ここで説明させて頂きます。 今回の相続法の改正により、「財産目録」につてワープロ…
民法には、遺言できる事項の定めがあります。 具体的に挙げると、次の通りです。 ・未成年後見人または未成年後見監督人の指定(民839・849) ・相続分の指定(民902) ・遺産分割の指定又はその委託と禁止(民908) ・遺産分割の際の担保責任についての定め…
自筆証書遺言については、民法968条に定められています。 第1項では形式面の規定(全文、日付、氏名の自書及び、押印)が定められ、第2項には加除訂正に関する規定が定められています。 自筆証書遺言は自分一人で作成し、完結させることが可能です。その為公…