Do!「終活」 ~楽しみながら終活しましょう~

人生の終盤に大切な事を、分かりやすく解説します。

2人世帯であることの不安

2人世帯がなぜ不安であるかと言えば、それは将来の単身世帯候補であるからです。

 

一概に2人世帯と言っても、子供は近所に住んでいるけれども、別々に家を構え、それぞれに生活しているご家庭も多いと思います。

そのような場合の2人世帯であれば、通常は心配無用と思われます。

子供や孫と同居する3世代の世帯構成は、今ではかなり少なくなってきていますので、このようなケースは案外多いのではないでしょうか。

 

また子供家族は遠方に住んでいても、ご自身のご兄弟やご親類が近く住んでいて、心配がないという方も、不安の度合いは低くなるでしょう。

 

しかし子供も親類も遠方に住んでいて、普段は頻繁に行き来していない場合や、お子さんが無く、夫婦お二人で生活されている場合には、十分な対策を考えておく必要があります。 

 

繰り返しますが、2人世帯と言うのは、将来の「単身世帯」に他なりません。

ご夫婦が健康で相補い合えるうちは、何の不安も感じないかもしれません。

しかし配偶者にもしもの事があった時、途端に様々な心配や不都合が頭をよぎるであろうことは、容易に予想される事でしょう。

その時に途方に暮れないために、現在どういう手を打っておけるのか?

そんなことを考えておくと、今どのような課題が目の前にあり、どのような対策や選択肢があるのかが、はっきり見えてくるでしょう。

 

不安の正体が分かれば、怖さは半減します。

そしてこの<目の前の課題を洗い出し、対応を考える>と言うことは、終活の目的の中心に他なりません。

 

ぜひこのブログの過去の記事を参考に、現状の課題の洗い出しをしていただきたいと思います。

 

もちろんご夫婦だけの2人世帯の方だけでなく、お子さんと同居している場合でも、改めて見直すと様々な課題が見つかるものと思います。

 

これから先の人生を安心して過ごしていくため、思いついたところから、終活を徐々に進めていきましょう!

 

「備えあれば患いなし」。

自分で手を打てることは、早めに問題の芽を摘んでしまうこと。

それが毎日を不安なく、明るく生き生きと過ごすためのキーであると考えます。